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お葬式に合うクラシック曲~仏式葬儀編

 

前回は「お葬式に合うクラシック曲」~音楽葬編をお伝えいたしました。

http://sougi-sakura.com/blog/effort/music-fnr_classic/

 

今回は仏式葬儀編をお伝えいたします。

 

仏式葬儀の中心は宗教儀礼になります。

 

導師司式の元に厳粛に執り行われます。

 

音楽(生演奏)を組み入れるタイミングは、導師入場前と導師退席後、そして最後のお別れ~ご出棺時となります。

 

それでは「お葬式に合うクラシック曲」~仏式葬儀編のベスト3を動画と合わせてご紹介させていただきます。このベスト3は、さくら葬祭が今までに仏式葬儀を施行した時のお客様からのお声を元に選ばさせていただきました。

 

仏式葬儀に最も合うクラシック曲は、ショパンのノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」となりました。

 

現在ではノクターン遺作として知られていますが、当初は「アダージョ」という表題で「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遅く、表情豊かに)という速度記号が添えられていました。この曲の初版には「姉のルドヴィカが私のピアノ協奏曲第2番の練習の前に弾くために」と 書かれていたということです。

当時、ショパンには片想いの女性がいましたが、この作品にも悩み苦しむショパンの心が映し出されています。彼女への恋心は、代表作・ピアノ協奏曲第2番 を作曲する大きなきっかけとなっており、ノクターン20番にはそのピアノ協奏曲第2番から借用されたメロディーが巧みに織り込まれています。

近年、映画「戦場のピアニスト」の劇中で演奏され、甘美で感傷的な美しさは多くの人に知られることとなりました。

 

※シンセサイザーソロ演奏

 

次は、亡き王女のためのパヴァーヌとなりました。

 

この曲はフランスの作曲家モーリス・ラヴェルにより19世紀後半に作られました。

当初はピアノの為、またオーケーストラの為に作曲されましたが、現在は美しい流れるような旋律は様々な楽器の為に編曲され演奏されています。

特定の亡くなった王女の為に作曲された、ということではなく、在りし日の幼い王女様が宮殿のお庭で「パヴァーヌ」という舞りを踊っていた様子をイメージして作曲されたと言われています。

「パヴァーヌ」とは16〜17世紀頃ヨーロッパの宮廷の間で流行した舞曲です。

ゆったりとした優美な曲想が特徴で、上品な格調の高い旋律は孔雀が羽を広げ雄大に歩いている様子を表しているとも言われているようです。

孔雀は国や地域によって神様の乗り物、また天部の乗り物と言われることもあるそうです。

 

※ヴァイオリンソロ演奏

 

そして、タイスの瞑想曲となります。

 

この曲はジュール・マスネ作曲による歌劇「タイス」の幕間で演奏される間奏曲。

ヴァイオリン独奏曲として知られる大変メロディックな美しい曲です。

歌劇「タイス」のストーリーをご紹介すると。

修道僧アタナエルは旅の途中、故郷アレキサンドリアが絶世の美女「娼婦タイス」によって堕落していることを知り、心を痛めます。故郷の寺院に戻った後、夢の中にタイスの官能的な姿が現れたことに衝撃を受けたアタナエルは、町へ行き、タイスに信仰を説きます。

タイスは娼婦の身の虚しさから信仰に道を求め、アタナエルに従って尼僧院に入ります。逆にアタナエルはタイスへの恋の虜となり、信仰と肉欲の葛藤に悶え苦しむのです。

アナタエルは「人間愛が真実」と気づき、タイスにジュテームを訴えますが、タイスは神の名を呼び死んでゆくという皮肉な恋物語です。

この間奏曲はこれまで生きてきた「俗」世界から「信仰」の世界へと大きく転換するタイスの心情を表しています。

 

※ヴァイオリンソロ演奏

 

 

以上となります。

 

これらの曲は美しいだけではなく、その曲が持つストーリーは仏式葬儀と相通ずるものがあるように思えます。

 

お葬式の形式(スタイル)を問わず、お葬式に合うクラシック曲は「その曲が持つストーリー」が最も大切な事になるのです。

 

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