葬儀への想い(旧葬送空間)
2016.04.25
火葬場でお骨上げ(収骨)を終えると、即日に納骨をしない限り、故人はご遺骨となってご自宅に帰骨されます。
納骨の日まで、ご遺骨・位牌・遺影を、お参りが出来るように飾り付けするのに必要な葬具が後飾り祭壇です。中陰壇とも呼ばれています。
畳半畳くらいのスペースが必要になります。
納骨の日まで、ご家族がお参りすることは勿論のことですが、葬儀終了後に友人・知人などの方々がお線香をあげに来られる時にお迎えするのにふさわしい祭壇です。
また、新盆などの時に使用される方も多い祭壇です。
「葬儀の流れ」としては後飾り祭壇にご遺骨・位牌・遺影を安置して終了となります。
しかし、後飾り祭壇が必ずしも故人にふさわしいとは限りません。
故人が家の中で「よく居た場所」「好んでいたイスやテーブル」などがあるはずです。
可能であれば、それらの場所にご遺骨を安置するのが「本当の意味での帰骨」となることもあります。
納骨の日までの一時的な安置でも良いと思います。
帰骨されてからは「本当の意味での家族の時間」です。
いつもの席にご遺骨を安置して、お好みの飲み物をご家族だけで飲んで過ごしたり、お菓子を食べたり、さまざまです。
ほんのひとときでも、このような時間を過ごすことは大切であると思います。
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