葬儀への想い(旧葬送空間)
2016.08.03
導師(お坊さん)入場前の献奏は、皆さまの心をひとつにします。
葬送のひと時を心静かにお過ごしいただく心の準備をすることができます。
一曲の献奏によって式場内の空気は一変します。
今回はフルートによる献奏にふさわしい曲を紹介させていただきます。
G線上のアリアはバッハ作曲、管弦楽組曲の第3番の中の一曲です。
美しい旋律のこの曲は独立した曲として認識されるほど有名です。
絶え間なく静かに刻まれる低音は心臓の鼓動に例えられ、聴く人の心を癒し穏やかにします。
その上に流れる清楚で崇高なメロディーは、祈りの歌(アリア=歌)とも言われています。
イギリスに古くから伝わる、グリーンスリーブスは「緑のころも」とも言われる曲です。
「緑のころも」は、亡くなった方や妖精に例えられることから、昔から亡くなられた方を偲び懐かしみ演奏されてきた曲です。
イタリアの作曲家レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」
第3組曲の中の一曲です。
「シチリアーナ」(シチリアーノ)は古くから伝わるイタリアシチリア風の舞曲で、ゆったりとした3/8拍子に素朴な憂いを帯びた旋律が特徴で、様々な作曲家により作曲されています。
その曲調から献奏曲として演奏される機会も多くなっています。
三大シチリアーノの一曲〜バッハ、フォーレ、レスピーギ〜と呼ばれることもあります。
フルートの音色は「天に届く音色」とも言われています。
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