さくら葬祭の取り組み
2016.02.13
さくら葬祭がお手伝いさせていただくお客様には病院関係者の方が多くいらっしゃいます。
看護師さんをはじめ、医師やソーシャルワーカーさんのご家族の葬儀をお手伝いすることが多くあります。
ただし、決して病院への営業はいたしません。
いわゆる「病院指定の葬祭業者」にはなりません。
今後もその方針は貫いていきます。
また、病院関係者の方々からご紹介をいただくことも多々あります。
先日、看護師さんから、菩提寺のあるお客様をご紹介いただきました。
葬儀を終えてから後日、担当者に一通の手紙が届きました。
P.S.
「タイスの瞑想曲」ジュール・マスネ
歌劇「タイス」の2幕の1場と2場の間で演奏される間奏曲。
ヴァイオリン独奏曲としてよく弾かれる大変メロディックな美しい曲です。
修道僧アタナエルは旅の途中、故郷のアレキサンドリアが絶世の美女の娼婦タイスによって堕落していることに心を痛めます。
寺院に戻った後、夢の中にタイスの官能的な姿が現れたことに衝撃を受けたアタナエルは、タイスを神の道に導くべく町へ戻り、「真実の愛、そして永遠の命」と信仰を説きます。
やがてタイスは娼婦の身の虚しさから信仰に道を求め、アタナエルに従って尼僧院に入りますが、逆にアタナエルは恋の虜となり、信仰と肉欲の葛藤に悶え苦しみます。
ついにはアタナエルがジュテームを訴える中、タイスは神の名を呼び死んでゆくという破天荒な恋物語です。
この間奏曲はこれまで生きてきた「俗」世界から「信仰」の世界へと大きく転換するタイスの心情を表しています。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。