さくら葬祭の取り組み
2018.01.31
お葬式の形式(スタイル)で音楽葬を選択されたケースにおいて、曲目の割合は歌謡曲が39%、クラシック曲が35.2%、洋楽が8.5%、この3つのジャンルで全体の80%を占めるという研究結果が出ています。
※当社研究による
→http://www.sougi-sakura.com/sakurahospice/index.html
今回は「お葬式に合うクラシック曲」~音楽葬のベスト3を動画と合わせてご紹介させていただきます。このベスト3は、さくら葬祭が今までに音楽葬を施行した時のお客様からのお声を元に選ばさせていただきました。
お葬式に合うクラシック曲でのトップは圧倒的に、G線上のアリアになりました。
G線上のアリアはバッハ作曲、管弦楽組曲の第3番の中の一曲です。
美しい旋律のこの曲は独立した曲として認識されるほど有名です。
絶え間なく静かに刻まれる低音は心臓の鼓動に例えられ、聴く人の心を癒し穏やかにし、
その上に流れる清楚で崇高なメロディーは、祈りの歌(アリア=歌)とも言われています。
※カルテット演奏
次は弦楽のためのアダージョとなりました。
アメリカの作曲家サミュエル・バーバーが、自身の弦楽四重奏曲の一部を弦楽合奏のために編曲したもので、1938に初演されています。
アダージョというのは速度を示す音楽用語で「緩やかに、ゆったりと」といった意味です。
アダージョと付いた曲名はたくさん存在しているため、この曲は「バーバーのアダージョ」と呼ばれることもあります。
ジョン・F・ケネディの葬儀や昭和天皇の崩御の際に演奏されましたが、決して葬儀のために作曲された曲ではないことは、曲の成り立ちから見れば明らかです。
暗く重々しい曲調は葬儀の雰囲気によく合いますが、高揚感のある後半部分は祈りや魂の叫びを感じさせます。
のちにバーバーはこの曲を「アニュス・デイ」という合唱曲に作り直しています。
「アニュス・デイ」とは、ミサの最終章、神に平和を祈る章です。
折しもベトナム戦争が激しさを増していた頃。バーバーは平和への祈りを音楽に託していたのかもしれません。
※トリオ演奏
そして3位は愛の挨拶となりました。
愛の挨拶は19世紀末の作曲家エルガーが、生涯愛し続けた妻へ捧げるために書いた曲です。優しく美しいメロディーは世界中で愛されています。
※トリオ演奏
以上のような結果となりました。
次回はお葬式に合うクラシック曲~仏式葬儀編をお伝えいたします。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。