新サービス in Memory
2018.12.22
~わたしの葬式心得(弊社代表 近藤卓司著)より
だれのための葬儀かが決まってくれば、どんな葬儀でなければならないかも、自ずと決まってきます。このように決まってくる葬儀の形を私は葬儀のコンセプトと呼んでいます。
葬儀のコンセプトとは、葬儀を社会的な役割を果たす最後の場と位置付けたとき、あなたの葬儀はどうあるべきかという判断から生まれてくるものです。あなた自身のためでいいのか。あるいは遺族のためという部分を強く意識した方がいいのか。それとも会社や公的な組織のためなのか。この点をまずはっきりさせることによって、あなたにふさわしい葬儀のコンセプトが固まってくるのです。
今回、ご紹介させていただく実例は密葬で執り行われた葬儀を終えて「偲ぶ会」として
「いけばなに生涯を捧げた故人。ご縁のあった方々にお集まりいただき、故人を偲びながらその足跡を振り返るとともに、感謝、御礼の気持ちを捧げる」
というコンセプトのもとに執り行われました。
故人は「苦しんでいる姿を人様にお見せしたくない」という美学をお持ちでした。
故人の尊厳を守る意味で、葬儀は密葬、後日に偲ぶ会の開催となりました。
~わたしの葬式心得(弊社代表 近藤卓司著)より
葬儀にとってストーリーが大切なのは、ストーリーが葬儀に命を吹き込み、遺族の心の中にあなたのお葬式が永遠に残っていくからです。
先に「葬儀に終わりはない」と書きました。告別式は中継点です。
その先には四九日、納骨、一周忌など、折に触れてあなたの思い出を遺族が語る場面が生まれてきます。その時に遺族の口にのぼり何度も繰り返し語られるような葬儀の場面。
それを演出する基になるものこそ、葬儀のストーリーなのです。
故人の歩んだ道のりは、一つのストーリーとなって次の世代に引き継がれることでしょう。
ストーリーにのせて主催者のご長女(3代目)をはじめとして、お孫さま(4代目)と5代目を期待されている曾孫さまをご列席の皆さまにご紹介させていただく趣旨も、今回の偲ぶ会にはありました。
偲ぶ会(お別れの会)、音楽葬にはプログラム(式次第)とシナリオ(台本)が存在します。
式のコンセプトが決まればプログラムが出来ます。
そこにストーリーを加えたものがシナリオとなります。
次回のin Memoryではプログラム(式次第)に沿った偲ぶ会の様子を画像と共にお伝えさせていただきます。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。