著書:わたしの葬式『心得手帳』
2016.03.10
今回は「遺影写真の決定」についてお伝えします。
最近は、お顔や髪形の修正、多種にわたる背景やお着せ替え、オプションで遺影額まで選べるようになっています。
私がよくアドバイスさせていただくことは
・可能な限り自然のままで(あまり修正は加えない)
・若い頃のお写真でも「想い出に残っている」故人のお姿
場合によっては、縦のお写真ではなく横におつくりすることもアドバイスいたします。
ポイントは、ご家族が見て「故人らしい」お写真をお選びいただくことです。
お写真を数枚、ご家族でゆっくりと「あの頃の想い出」をお話ししながらお選びいただくようにアドバイスをしています。
お写真をお選びいただいていること自体もお葬式なのです。
故人をお偲びするご家族の大切なひとときなのです。
お写真があまりない場合には?
お写真があまりない理由としては
・写すことがお好きで、自身のお写真があまり残っていない
・写真に写ることがあまり好きではない
・写真に写る機会があまりなかった
以上のようなケースが多いようです。
そのような時は、免許証やパスポートのお写真を修正しておつくりします。
ご家族や親戚、知人に依頼をして「写真を探し出すこと」もあります。
私は「写真を探し出すこと」をおすすめいたします。
お写真をお探しすること自体もお葬式なのです。
場合によっては、ご家族も知らない「素敵な故人」のお写真があるかも知れません。
弊社には、「想い出の写真」を数十枚お預かりしてスライドにする“メモリアルスクリーン”というものがあります。
実際のお葬式の時の“メモリアルスクリーン”を動画にしています。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=DKJCAyrphQc
花と映像と音楽の融合です。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。