著書:わたしの葬式『心得手帳』
2016.05.01
お葬式の打ち合わせシリーズもいよいよ後半に入ってきました。
今回は「会葬御礼品・お香典返しの決定」についてお伝えします。
この記事を読み終える頃には、「香典のお返し」がより明確に
イメージ出来るようになります。
前回までの記事とも関連しているので、参考になさってください。
お葬式の打ち合わせ6 お葬式の手伝いに関して
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/help/
お葬式の手伝いに関して「知っておくべきこと」~受付
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/reception/
お葬式の手伝いに関して~葬儀社スタッフの役割(会場内)
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/staff/
お葬式の打ち合わせ7 受付方法の決定
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/reception-2/
本題に入ります。
「会葬御礼品」と「お香典返し」について
会葬御礼品とは
通夜、葬儀・告別式にご会葬いただいた方全員に、会葬礼状とあわせて渡す返礼品のことです。商品は、500円から1,000円程度を目安にお選びになられるのが好ましいでしょう。
お香典返しとは
通夜、葬儀・告別式のご会葬の方で、お香典をいただいた人に、お礼として渡す返礼品のことです。
お葬式の当日に渡す「即日返し」と、忌明け(四十九日)に郵送する「忌明け返し」があります。
※「後返し」とも呼ばれます。
「即日返し」を選ばれるか、「忌明け返し」を選ばれるかは「お葬式のコンセプト」に則り選択されると良いでしょう。
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/concept/
商品は、「即日返し」であれば2,000円から4,000円程度を目安にお選びになられるのが好ましいでしょう。
「即日返し」は、会葬御礼品とあわせてお渡しすることをお勧めします。
「忌明け返し」であれば、お香典金額の半額(半返し)程度の商品をお選びになられるのが好ましいでしょう。
高額のお香典をいただいた場合には、「即日返し」をした上で、「忌明け返し」もあわせてされるのが好ましいといえます。
くり返しになりますが、「お葬式のコンセプト」に則り選択されると良いでしょう。
⇒http://sougi-sakura.com/blog/knowledge/concept/
「会葬御礼品・お香典返しの決定」に関しては以上となります。
尚、本記事では「仏式葬儀」を対象として、お話をしています。
お香典は、神式であれば「玉串料」、キリスト教であれば「お花料」となります。
宗教によるその他の違いに関しては、割愛をさせていただくことをご了承ください。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。