葬儀マナーの実際

2016.05.25

喪主のためのあいさつ文例 3 精進落とし

喪主のためのあいさつ文例 3 精進落とし

今回は「精進落としのあいさつ」に関してお伝えします。

※宗旨・宗派により呼び方は異なります。

 

お葬式の流れの中で、「精進落とし」を執り行うタイミングは

 

・ご収骨前

荼毘に付されている最中に執り行います。

 

・ご収骨後

ご遺骨を囲んで執り行います。「精進落とし」の前に、

繰り上げ初七日法要を執り行う場合が多くあります。

 

以上、2通りあります。

 

ご収骨後に「精進落とし」を執り行うのが正式とされています。

 

ただし、注意していただくことがあります。

 

それは、「葬儀式場の利用規約」です。

 

葬儀式場、葬儀・告別式の時間により、

精進落としを執り行うタイミングが異なってきます。

 

また、ご収骨前であればお坊さん(菩提寺)がどうなさるのかの確認も必要になります。

 

これらはお葬式の打ち合わせ時に、葬儀担当者に確認することが大切です。

 

「精進落としのあいさつ」は次の文例を参考にされてください。

精進落としのあいさつ(PDF)

 

「お坊さんも席についていただけるか」の確認は、前日までにしておきます。

 

次に、「精進落としの終わりのあいさつ」は次の文例を参考にされてください。

精進落としの終わりのあいさつ(PDF)

 

「精進落としのあいさつ」に関しては以上となります。

お葬式のコンセプト」により、誰が、どのようにして、あいさつするかを「心づもり」しておくことは、前回までの記事と同様です。

 

 

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