音楽葬
2021.09.20
さくら葬祭といえば音楽葬です。CDを流すだけではない、一流音楽大学を卒業したプロの演奏者が故人様ゆかりの音楽を奏でる思い出に残るお葬式です。
今回は実際に演奏している奏者が、普段どのような思いを持って音楽葬に取り組んでいるのか、その背景などを聞きました。
さくら葬祭の音楽葬がどのようなものか、気になっている方にとって参考になれば幸いです。
本日ご紹介するのは、さくら葬祭音楽部のフルート奏者の牧ほのかさんです。
出身大学:北海道教育大学、桐朋学園卒
習い事としてピアノを始めたのがきっかけです。
しかしピアノはあまり好きになれなくて、小学3年生の頃にピアノをやめてフルートのレッスンに通い始めました。
一番最初に演奏したのは10年ほど前になります。その後しばらく時間が空きまして、3年前ごろよりまた演奏させていただいております。
新しい曲と出会うことが多いので、毎回とても印象に残っています。
故人様を想う皆様のお心に寄り添えるような演奏を心がけています。
演奏曲やタイミングなど、その時の状況に応じて臨機応変に作り上げていけるところだと思います。
ジャンルを問わず、皆様の心に響き、寄り添えるような演奏がしたいです。
音楽葬は、CDを流すだけでしょう?と思っている方が多いのではないでしょうか。確かにそのような音楽葬もございます。
しかしさくら葬祭では、生演奏にこだわって音楽葬を執り行ってまいりました。
牧さんのインタビューからもお分かりいただけるように、その場にあった適切な演奏ができるのも、一流の演奏者だからです。常に臨機応変に、場合によっては直前で曲目が変わることもございます。これも、専属の奏者がチーム一丸となって演奏するからこそできることなのです。
牧さんの「新しい曲と出会うことが多いので、毎回とても印象に残っています。」という言葉通り、音楽葬では「この曲を演奏する」と決まっているものはありません。
どのような曲を演奏するか、故人様のイメージに合わせて、または故人様がお好きだった曲などを音楽葬ディレクターが選んでいきます。定番のクラシックなどから選ぶこともあれば、歌謡曲やジャズ、ポップスなど様々なジャンルから曲を選びます。
普段よく口ずさんでいた曲、カラオケでよく歌っていた曲など、ジャンルを制限することなく対応できますので、その曲を聞けば音楽葬のことを思い出すというくらい、思い出深いお葬式にできるのです。
牧さんが音楽葬で気をつけていることは、「故人様を想う皆様のお心に寄り添えるような演奏」とのことでしたが、お葬式はやり直しが効きません。その方だけのものですし、一つとして同じ形のお葬式はないのです。
だからこそ、その場に集まった方々の気持ちを一つにできるような高度な演奏が求められます。
時に力強く、時に繊細に。曲のイメージや故人様のイメージ、またはその音楽葬の雰囲気に合わせて臨機応変に演奏の仕方も変えていきます。これは、音楽葬ディレクターが、司令塔となり、一流の演奏者とともに創り上げることで実現します。
その曲のイメージが音楽葬の記憶そのものになってしまいますから、どのように演奏するかというのは非常に重要なポイントです。
ご家族の思いをメロディーに乗せて、会葬者のみなさまにお届けする。温かみのあるお葬式にするために、さくら葬祭音楽部の奏者ひとりひとりがとても重要な役割を担っています。
牧さんは、「演奏曲やタイミングなど、その時の状況に応じて臨機応変に作り上げていける」と言っていますが、式が始まる直前まで調整をし続けるからこそ、思い出に残る素晴らしい音楽葬を作り上げることができます。
故人様をイメージできるような絶妙な選曲ももちろんですが、どのタイミングでどの曲を演奏するのかなど、細かいところまで確認し合います。時には直前に曲を変更することもあります。
最高の式にするために、スタッフ一同が心を一つにし、ぎりぎりまで調整を続けます。
その結果、参列してくださった皆様の心にしみる、そして演奏された曲を聞けばいつでも故人様を思い起こせるような素晴らしい音楽葬となるのです。
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