音楽葬

2021.05.31

小規模だからこそ音楽葬の良さが引き立つ

小規模だからこそ音楽葬の良さが引き立つ

今回は、さくら葬祭の音楽葬についてお話しいたします。小規模なお葬式でこそ、音楽の力を感じていただけるというお話です。

最近は、あまりたくさん人をお呼びせず、ご家族や近い人だけでお見送りをする式が多くなってまいりました。家族のあり方の変化に伴い、葬儀のあり方にも変化が出てきたからだと思われます。

地域にもよりますが、昔のように、親戚やお世話になった人だけでなく、近所の人までお呼びするような規模の大きなお葬式は減りつつあります。

葬儀に対するご要望も多様化する中、さくら葬祭では、お客様のニーズに合わせたさまざまなプランをご用意していますが、その中でも、さくら葬祭らしさを最も感じていただけるのが「音楽葬」ではないでしょうか。音楽葬は、お葬式の中でも、特に小規模なお葬式と相性が良いように思われます。

規模は小さくても、あとあとまでしっかりと思い出に残るお葬式がしたいと思われる方は、ぜひ音楽葬をご検討ください。

 

【一流奏者の生演奏による音楽葬】

音楽葬というと、CDをかけて音楽を流すだけ、と思われる方が多いのですが、さくら葬祭の音楽葬は違います。

音楽大学を卒業した一流の奏者による生演奏ですから、力強い、心に響く演奏でお見送りすることができます。CDと生演奏では、心に染み入る音の奥深さが全く違い、比べ物にはなりません。これこそがさくら葬祭の真骨頂であり、実際に音楽葬でお見送りされたお客様からは、大変ご好評をいただいております。

曲目なども自由に選ぶことができます。よく演奏される「G線上のアリア」や「カノン」といった定番のクラシック音楽から、ジャズやポップスまで幅広いジャンルの曲目からお選びいただけます。

もちろん、歌謡曲でも大丈夫です。ジャンルに制限はございません。故人様がよくカラオケで歌っていた曲というのも、ご家族にとっては思い出の曲ではないでしょうか。お好きな曲をお選びください。

その曲を聞けば、5年後、10年後でも故人様を思い出すことができる。それが音楽葬の醍醐味です。

 

【音楽の力で悲しみを癒し前を向く力を】

音楽葬で、故人様の好きだった曲やご家族、ご友人との思い出の曲を生演奏で聴くと、葬儀が悲しみの場所から、心が洗われるような癒しの空間となります。

ご家族と参列された方がその瞬間を共有するという、それはまるで、茶室で静かにお茶をたてながら、主客が一体となったような大変有意義な時間でもあります。

音楽とは実に不思議なものですね。葬儀という悲しみの場が、全く違う空間に変化します。音楽が細胞レベルにまで届くような、魔法のような時間が流れます。

私たちさくら葬祭は、日本のおもてなしの原点である茶道を葬儀に取り入れ、今でも過去でも未来でもない、「その一瞬」を大切にしています。

今ここにあるだけの自分、そして故人様との記憶を「一座建立」というコンセプトで共有できるのが、音楽葬なのです。音楽というツールが、その場にいる方々と故人様の記憶をつなぎ、2度と味わうことのできない、魂を振るわせるような瞬間を作り出すのです。

ですから、音楽葬とはただ故人様を見送るだけの時間ではありません。悲しみを洗い流し、「今までありがとう」という感謝の気持ちで満たされ、前を向く勇気が湧いてくる。そんな時間でもあるのです。

 

【小規模だからこそ音楽葬の力が生きる】

大きなお葬式になりますと、どうしても会葬者様の出入りがありますので、喪主様はもちろんのこと、ご家族も挨拶のために何度も席を離れる必要があるでしょう。

なにかとバタバタしてしまい、悲しみに浸る時間もありません。

それが、家族葬などの小規模なお葬式になりますと、ゆっくりとお見送りすることができますので、心に残り、空気感の余韻を共有することができるお葬式になります。

小規模なお葬式は寂しいのではないかとお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくそのようなことはございません。

むしろ、音楽葬の良さは、小規模なお葬式でこそ発揮できるといえるでしょう。

悲しみを乗り越え、気持ちを切り替えて前に進むためにも、お葬式では、いったんしっかりと悲しみに浸ることが必要です。

自分の中で悲しみを感謝の気持ちに変え、消化できた時に初めて、前を向けるようになるからです。

じっくりと悲しみに向き合い、故人様に心を寄り添わせる時間を持てるのは、小規模なお葬式ならでは。そこに、音楽の力が加わり、参列された方と一緒に、いつまでも心に残るお葬式を作り上げることができるのです。

実際にご利用された方からは、
「見送ることに集中できた」
「大勢が集まれないので故人に申し訳ない気分でいたが、人が少ない分、しっかりと心に寄り添えた」
「音楽のちからで悲しい気持ちと感謝の気持ちが交互にやってきて、葬儀が終わったら気持ちの整理がしっかりできた」
などのお声をいただいております。

葬儀というものに対して、これまでとは違う、新しい価値観が生まれていると感じます。

音楽葬のことをもっと知りたい、音楽葬を検討してみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Books

私の葬式心得

本書は、自分を「おくられ上手」に、また家族を「おくり上手」にする一冊として、これからの「理想的なお葬式」のあり方を提案していきます。
株式会社SAKURA 代表取締役 近藤卓司著「わたしの葬式心得」幻冬舎出版より発売中です。アマゾンで好評価5つ星。

ご葬儀のご相談は24時間365日

0120-81-4444