音楽葬
2016.11.16
今回は音楽葬の式次第に関してお伝えいたします。
また、音楽葬を創るバックヤードについても公開いたします。
基本的な式次第は下記の通りです。
【音楽葬 告別式曲目例】
会葬者入場 G線上のアリア
弔電・前奏 美しき夕べ
開式の辞
黙祷
お別れの言葉 お話する方の年齢・性別にふさわしい曲
献奏 カッチーニのアヴェ・マリア
喪主挨拶
メモリアルスクリーン 故人にふさわしい曲
献花または焼香 故人の歩んだ時代の曲
後奏 セレモニーの終わりを告げる曲
閉式の辞
お別れ リクエスト曲または故人にふさわしい曲
出棺 リクエスト曲または故人にふさわしい曲
社葬、合同葬などの大型葬儀では式次第(プログラム)を冊子にして会葬者全員に配ります。
また、式場前方(会葬者が見やすい位置)に式次第ボードを設置します。
家族葬であれば、式次第は当日の奏者打合せ時に決定。その後、おおよその流れをご家族に説明します。
告別式直前まで式次第、曲目が決定しないこともあります。
さくら葬祭の音楽葬が最も大切にしていることは「空気感」です。
式場内の雰囲気、会葬者の息づかいを感じながら曲調を変えていくということです。
司会者と奏者、奏者同士は開式直前まで打合せをします。
さまざまな議論が展開されます。
時には奏者が主導の時もあります。
式次第(プログラム)を予め公開することのデメリットは「生きた音楽葬」を創ることが困難になるということです。
大型葬儀でもさくら葬祭は「生きた音楽葬」を創ることを目指しています。
一番大切なのは、ご家族と葬儀担当者の信頼関係をベースとした「奏者とセレモニースタッフのチームワーク」です。
「生きた音楽葬」は「想いをカタチにする」お葬式のひとつなのです。
葬儀についての資料を
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