音楽葬
2016.10.03
お葬式の形式(スタイル)を問わず、ご家族に「音楽」と縁のある方、どのような関わり方をなさっていたとしても、お葬式の献奏に参加なさることをお勧めします。
⇒http://sougi-sakura.com/blog/music/participation/
今回、ご紹介させていただく実例は娘様2人、お孫様、
そして弊社音楽部奏者2人によるクインテットです。
葬儀会場に到着すると、早速の音合わせです。
故人にお捧げした曲は、イギリスの音楽家エドワード・エルガーが作曲した「威風堂々」です。
この曲は管弦楽のための行進曲で、全部で6曲から構成されています。
第1番が初演された時、ロンドンの聴衆は大変熱狂し、国王エドワード7世はエルガーに「君は、世界中に知れわたる旋律を作ったね」と称賛の言葉を贈ったといいます。
日本ではこの第1番の特に有名な旋律を「威風堂々」と言うことが多くなっています。
イギリスではこの旋律は「希望と栄光の国」と題され、の第二の国家として国民に愛されています。
「威風堂々」の原題は、シェイクスピアの「オセロ」のセリフ「輝かしい戦いにおける一切のもの、その誇り、壮絶な光景」から取られたものです。
美しく悠々と登場するメロディーは、威厳と風格に満ちています。
「威風堂々」は、故人に最も相応しい曲であったことでしょう。
ご家族の方から聞いたお話は
「お葬式の前日まで父を想いながら練習していました」
「この日を一生忘れることはありません」
故人に対する「弔意」を示す方法はさまざまです。
・供花(お花を祭壇の周りに飾る)
・弔電
・弔辞(お別れの言葉)
・香典
そして「献奏」です。
ご家族による「献奏」は、きっと故人に届いたことでしょう。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。