音楽葬
2016.04.04
モーツアルトは多くのミサを残しています。
ヴェルディ、フォーレと並んで三大レクイエムと呼ばれています。
この曲は音楽を愛好する貴族が「亡くなった妻」のために
モーツアルトに作曲を依頼したそうです。
自身も病に冒され自分自身の死をも予感していました。
自分自身のためにレクイエムを作曲したのかも知れません。
モーツアルトは息をひきとる前日までレクイエムを作曲していました。
第8曲「ラクリモサ」の8小節まで書いたところで筆が止まりました。
弟子のジェスマイヤーがモーツアルトの意思を引き継いでこの名曲を完成させました。
モーツアルトの晩年には助手として付き添っていました。
自身の死を予感、覚悟を決めてジェスマイヤーに後を託しました。
さくら葬祭は葬儀音楽で「ラクリモサ」をよく用います。
ラクリモサ(涙の日)・・・美しい曲です。
胸がしめつけられそうな曲です。
モーツアルトの筆が止まってしまった最初の8小節。
すべてがここに集約されていると思います。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。