音楽葬

2019.04.15

音楽葬の研究

音楽葬の研究

さくら葬祭では、2年前より音楽葬を学問として捉えた新しい取り組みを行なっています。

 

音楽葬に取り組んで16年間、1,000件を超える音楽葬の施行実績からの膨大なデータと情報に基づいての研究になります。

 

さくら葬祭では、音楽葬の定義を「宗教者(司式者)の読経などの宗教儀礼の代わりに生演奏を取り入れるお葬式」とし、音楽葬を選択されたお客様の基本的背景と、提供された楽曲についての分析を行ない、現状を明らかにしています。

 

今回は、音楽葬の研究を継続している中で

 

・音楽葬を研究する理由

・音楽葬の可能性

・真の音楽葬を執り行う条件

 

上記に関しての記事を取り上げさせていただきます。

 

音楽葬を研究する理由

 

現在、お葬式は地域共同体が行う社会的儀礼から、私的な家族的儀礼に変化してきています。

家族葬など故人と家族のお別れを最優先したお葬式が重視されている中で、お葬式に音楽(生演奏)をとりいれた音楽葬を、葬儀スタイル(形式)の一つとして完成させなければならないとの思いで研究を継続しています。

 

音楽葬の可能性

 

音楽葬は無宗教葬とは異なります。

宗教の起源とされている、アニミズム(自然界すべてのものに、魂や精神が宿っているという前提で、それら霊的存在に対して信仰をもつこと)という世界観があります。

 

音楽を聴いて、鳥肌が立つほどの感動を覚えたことはありませんか。

 

音楽にも魂が宿っているのです。

魂を込めた音楽(生演奏)を故人にお届けする音楽葬は、アニミズムという世界観から、

無宗教葬とは言えませんね。

 

5年、10年先もその曲を聴けば故人を思い出す、それが音楽葬です。

 

音楽(生演奏)の持つ大きな力には無限の可能性があることを感じます。

真の音楽葬を執り行う条件

 

音楽(生演奏)とお葬式の組み合わせという、無限の可能性がある音楽葬であっても、限られた時間の中で、セレモニーとして成立させなければなりません。

 

基本的な音楽力を有するプロのセレモニー奏者と音楽葬の経験豊富な葬祭ディレクター、司会者(葬祭ディレクターが兼務することがあります)の個の力が求められます。

 

また、それぞれの個の力は一体とならなければなりません。

 

そこで初めて、真の音楽葬を執り行うことができるのです。

まとめ

音楽葬と葬儀について研鑽を積み、よりお客様にご満足のいただける品質の向上を目指して参ります。

Books

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