お伝えしたい『葬儀の知識』
2020.09.08
突然の不幸が起きた時、葬儀社はどうすればいいのか、どう選べばいいのか、わからない方がほとんどです。はじめてのことなら、わからなくて当然です。
だからこそ、間違いのない葬儀社選びをするためにも、何を基準に選べばいいのか、知っておくことが大切なのです。
後悔のないようにするためにはどうすればいいか、葬儀社の選び方のポイントや葬儀の費用などについて、わかりやすくまとめました。
病院でお亡くなりになった場合には、まず自宅等へご遺体を移さなくてはなりません。大抵の場合、病院に出入りしている葬儀社にお願いすることが多いのですが、葬儀も同じ葬儀社に依頼する必要はないのです。
ご遺体を安置してから検討し、ご自身で決めた方が良いでしょう。その際に検討して欲しいのは、葬儀の規模と形式です。特に宗教については、どの宗派なのかということもきちんと確認することをおすすめします。
葬儀というと、お通夜を行なった後に告別式を行うのが一般的ですが、家族の形も以前とは変わってきているため、方式にこだわらない人も増えています。
・直葬:直接、火葬場へ行く
・一日葬:お通夜をせずに告別式のみ
・家族葬:ごく近い身内だけで通夜・告別式を行う
仕事関係、親戚、近所の人などたくさん人を呼ぶ必要があるのか、それとも家族だけで良いのか、形とともに規模を考えます。
どのようなプランが適切なのか迷ったら、こちらのフローチャートを参考にしてください。
https://www.sougi-sakura.com/first_one/
仏教でのお葬式を行うことが多いですが、亡くなった方の宗派をきちんと確認します。これは、葬儀の形式やとも関わってくるからです。
最近は、宗教にこだわらない葬儀の形を希望される方も増えています。
葬儀はやり直しがききませんし、個人を送り出す大切な儀式ですから、後悔のないようにしたいものです。
生前に決めておく人もいますが、そうでなかった場合には、時間のない中で決めなくてはならないので、急ぎつつも慎重に決めたいものです。
葬儀社を選ぶときには、次の点を考慮してください。
宗教についてはもちろんのこと、どのようなプランがあるのか、希望通りの葬儀ができるのか、内容等についてきちんと説明をした上で、家族の希望にしっかりと耳を傾けてくれる葬儀社かどうかを確認してください。
いい加減な説明をしたり、急いで契約させようとする葬儀社では、信頼して任せることができません。
突然のことで、ご家族やご親族、喪主様は心が傷まれている事と思います。本当は、葬儀のことを綿密に打ち合わせをするような心の余裕などないのです。その点をよく理解して、家族に寄り添い、親身になって対応してくれる葬儀社でなくてはなりません。
実際に電話で話してみて、この葬儀社なら任せられるという気持ちになれることが大切です。
葬祭ディレクターとは、厚生労働省が認定している葬儀のスペシャリストです。実務経験がないと受験できない資格なので、単に知識があれば取得できるものではないのです。
葬祭ディレクターがいないと葬儀ができないわけではありませんが、資格取得者がいる葬儀社であれば、安心して任せることができるでしょう。
葬儀の費用は100万円~200万円ともいわれていますが、その費用の中に何が含まれているのか、明確になっていることがとても大切です。
安いからと思って頼んでみると、後から「追加費用」という形で請求され、トラブルになることがあります。
ご家族が望む形式で、必要なものが全て含まれており、なおかつ追加費用が発生しないということがはっきりわかるような見積もりになっているかを必ず確認してください。
どのくらいの費用がかかるのかは、次の章で説明します。
葬儀の費用は様々。不要な追加費用は払いたくないですし、支払い方法がどうなっているのかも気になります。
小さなお葬式にするのか、たくさんの人に声をかけて飲食等も提供するのか、規模によってかなり幅があります。
こちらは、およその値段の相場です。葬儀の費用は、葬儀社によってかなり幅があります。
・一般葬:100万~200万円
・家族葬:80万~150万円
・一日葬:60万~140万円
・直葬:20万~40万円
一番費用がかかるのは、お通夜~告別式まで行う一般葬です。
なぜ費用に幅が出るのか、それは内容の違いから幅が生じます。例えば祭壇を用意する場合、シンプルに安く済ませたい場合には10~20万円くらいからありますが、祭壇を生花で飾って豪華にしたいという場合には、その2~3倍になることもあります。
また、公営の斎場は費用が10万円程度で抑えられますが、民営ですと、こちらも2~3倍になることがあり、それらを積み重ねていくと、このくらいの料金の幅が出てくるのです。
安ければいいというものではありませんので、どんな内容でいくらくらいになるのか、まずは見積もりをお願いしましょう。
数社、見積もりを依頼して、内容と料金を比較します。
葬儀費用というと、葬儀そのものにかかる費用だけを見てしまいがちですが、例えば仏教式での葬儀の場合、僧侶に支払うお布施は葬儀代と別になることが多いので、どのような費用の内訳になるのかを理解しておくと、見積もりもわかりやすくなります。
・ご遺体の運搬費
・納棺のための費用
・式場の利用費
・お花や祭壇に関する費用
・葬儀社の人件費
・火葬料
・お布施
・お料理代
・会葬御礼品
・書類手続きの代行料
それぞれの内訳について、家族の希望がきちんと反映されているのか、余計なものが入っていないか、後から追加で請求されるようなことはないか、ということをしっかり確認してください。
町田の葬儀社・さくら葬祭では、お客様のご要望にあわせて、様々なプランをご提案できます。家族だけでシンプルに、温かく見送りたいという方もいれば、故人の趣味やお人柄を偲ぶことができるような個性的な葬儀にしたいという方もいらっしゃるでしょう。
ご家族に寄り添い、お一人お一人に合ったご葬儀となるよう、お手伝いさせていただきます。お見積もりなど、お気軽にご相談ください。
葬儀社の選定は時間のない中で決める事が多く、葬儀の費用や内容が不明確のまま、時間に急かされて、決定してしまうことのないよう、事前相談も有効です。数社見積もりを取り比較検討しながら、決定することをおすすめいたします。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。