お伝えしたい『葬儀の知識』
2020.10.13
シンプルな1日葬として注目を集めている、火葬式という方法をご存知でしょうか?特に最近、新型コロナウィルスが流行してからは、大勢の人が集まることができなくなったため、火葬式を検討する人が増えています。
しかし、これまであまり一般的な方法ではなかったことから、内容がよくわからず、不安に思っている方も多いでしょう。
そこで、火葬式とはどのようなものなのか、わかりやすくメリットを説明いたします。火葬式でも、心を込めてお見送りすることは可能ですので、どうぞご安心ください。
火葬式とは、お通夜・告別式を行わずに、ご家族もしくは親しいご友人のみで最後のお別れをする葬送の方法です。直葬とも呼ばれることがあります。
一般的なお葬式では、斎場等でお通夜・告別式を行ってから、故人を火葬場にお運びしますが、その部分を省いて最初から火葬場で式を行います。簡易版のお葬式だと考えていただければ良いでしょう。
以前は、費用に余裕のない人が行うものというネガティブなイメージもありましたが、最近はそんなことは全くありません。
家族だけでシンプルにお見送りをしたいという方も増えていますし、新型コロナウィルスの影響などもあり、葬儀スタイルのひとつとして徐々に増えてきているお見送りの方法です。
これまで通りのお通夜、告別式を行わないと、なんだかそっけない式になってしまうのではないか、親戚に面目が立たないのでは、と不安になられる方もいらっしゃいます。
確かに、火葬式の時間は短いです。しかし、時間が短いからといって、きちんとした葬儀ができないということではありませんので、ご安心ください。
火葬式はシンプルですけれども、その分身近な方だけで温かみのある式を送ることが出来ます。
故人との思い出としっかり向き合うことで、納得のいく式になります。
お通夜、告別式の規模が大きくなるほど、費用はかさみますので、100万円以上の費用がかかる場合もあります。
しかし火葬式の場合には、10万円台からできることもあり、格段に費用が抑えられます。
一般的な葬儀では、数十人、故人の交友関係が広ければ数百人もの参列者の方の対応をしなくてはなりません。とても慌ただしく、故人を見送るどころではなくなってしまいます。
火葬式なら、お身内だけ、もしくはごく近しいご友人のみで行うことができますので、ゆっくりとお見送りができるでしょう。
例えば、菩提寺が今住んでいる場所とは遠く離れたところにある場合、葬儀をどこでするか迷うと思います。
故人が故郷のお墓に入りたいというご希望をお持ちだった場合には、なんとか叶えたいと思うものです。しかし現実には、それが厳しい場合もあるでしょう。
そんな時は、火葬式で簡易的にお見送りをして、日を改めて菩提寺でお葬式をするということも可能です。ただしその場合、「火葬式は済ませてあるので」と後からいうと、お寺側に快く思われないこともあるかもしれませんので、場所が遠いので、火葬した後に後日葬をお願いしたいということを事前に伝えておくと、角が立たないでしょう。
火葬式は、その内容が葬儀社・会社によって違うことがあります。どのような業者を選べば後悔しないのか、こちらのポイントに気をつけてみてください。
火葬式はシンプルなお葬式ではありますが、しっかりとお見送りをしたいというお気持ちを大事にできる葬儀社でなくてはいけません。
ご家族の考え方や希望などをきちんと汲み取り、親身になって話を聞いてくれるかどうかが重要なポイントです。契約をせかそうとするような会社では信頼して任せることができません。
どのような形式の葬儀スタイルであっても、故人をしっかりと見送る姿勢に優劣はありません。
恐れることなく、細かなことでもなんでも質問して、納得の行くご葬儀をしていただけたらと思います。
火葬式だけでなく、お葬式自体が初めてという方も多いので、何をどうしたら良いのか、葬儀のことが全くわからないこともあるでしょう。
そんな時、細かい疑問、質問にも丁寧にわかりやすく答えてくれるかどうか、対応がとても大切です。
電話やメールだけでなく、時間が許せば事前に対面して話をしてみると良いでしょう。この人なら安心して任せられると思えるスタッフがいる葬儀社を選んでください。
大事なことは、葬儀スタイルや価格がリーズナブルだからといって、遠慮や気兼ねは必要がないということです。
先にも説明しましたが、お見送りのスタイルは、ご家族のご希望により様々であって良いのです。
故人を想う気持ちにかわりはありません。
遠慮なく、質問をして相性のよい葬儀社に依頼をしてください。
東京・町田のさくら葬祭では、横浜・相模原・川崎エリアまで幅広く対応させていただいております。役所への手続きなど、不安なこともあると思いますが、わからないことがあればお気軽にご相談ください。
火葬式はお身内だけでゆっくりとお見送りのできる葬儀スタイルです。1日でお見送りが出来るので、最近このスタイルを選ばれる方も増えて来ました。昔と違い火葬式だからといってご親戚や友人・知人の方にネガティブな印象を与えることもなくなってきました。質実剛健なお見送りスタイルと言っても良いでしょう。ポイントは、葬儀価格を抑えられるからと言って、諦めや遠慮などが必要ないということです。シンプルでも心温まる葬儀スタイルです。
葬儀についての資料を
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