お伝えしたい『葬儀の知識』
2017.01.14
さだまさしの曲に「檸檬」という曲があります。
梶井基次郎の「檸檬」を基に、舞台を京都から御茶ノ水に置き換えた歌です。
さだまさし「檸檬」
あの日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後で
きれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に
金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がりを数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
「聖橋」というのは
湯島聖堂のある湯島・本郷地区と、ニコライ堂のある
駿河台・御茶ノ水地区とを結ぶアーチ橋。
この橋を挟んだ両側の街は、東京大学、東京医科歯科大学、
明治大学、中央大学の校舎が立ち並ぶ文教地区です。
今で云う「昭和レトロ」な街です。
さだまさし「檸檬」は様々な解釈があるように思います。
主人公の「君」・・・
少女への追悼歌とも言われています。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。