平成30年葉月の31日。一人の茶人がこの世を去りました。
何日か前に、ご長男様(喪主)からメールでの事前相談を受けていたところでした。
お母さまを「音楽で送りたい」「故人を生花で囲む」「家族葬」とのことでしたので、お見積りと音楽葬の流れなどをメールのやり取りでお伝えしました。
その4日後、お母さまはご逝去されました。
故人様は江戸千家の教授で、ご自宅で茶道教室を開いていましたので、自宅の茶室でお休みいただくことにしました。
さくら葬祭スタッフによる供茶です。
「供茶」(くちゃ)というのは、亡くなった方やご先祖様に、お茶を供える式のことです。
家族など身近な人たちで、故人や先人を想い、慕い敬う心でお茶を供えます。
明るい花々に囲まれています。
お葬式のスタイル(形式)は音楽葬です。
花と映像と音楽で故人様を偲びます。
献奏曲はブラームスの「ホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40 第3楽章」です。
故人様のご愛用の帽子も飾ります。
会葬者入場
・アヴェ・マリア(バッハ=グノー)
開式の辞
黙祷
喪主挨拶
お別れの言葉
お話する方の年齢・性別にふさわしい曲
献花
・悲愴2楽章(ベートーヴェン)
・カノン
・チャイコフスキーピアノ協奏曲一番
・シチリアーノ(バッハ)
献奏
・ブラームス ホルン三重奏
メモリアルスクリーン
・ノクターン2番(ショパン)
・愛の夢(リスト)
・虹の彼方に
・グリーンスリーブス
・トロイメライ
閉式の辞
葬儀についての資料を
ご送付いたします。