喪主様は、悩まれていました。故人様のエンディングノートが残されており、ご家族として信仰されている宗教はあったのですが、ご自分のお葬式の時にはそういったものは必要ないとのご意志が残されておりました。
しかし喪主様は、故人様のご意志通りの直葬では忍びないと考えておられたのです。
できるだけその意思に沿いたいけれど、きちんとしたお見送りもしたいと思われていました。
私たちとしては、故人様だけでなくご家族の気持ちも大切です。見送るご家族の気持ちが前に向くようにしなくてはなりません。そこでご提案したのが、奏儀(そうぎ)です。
ご家族の中にはご高齢の方もいらっしゃいましたので、お寺もお呼びしたいというお気持ちがあります。しかし、故人様は宗教は必要ないとおっしゃっている。
そこで、ご家族と故人様の意思を尊重し、仏式に音楽を加える、自由な形式のお葬式をご提案しました。普通の葬儀社ではご提案できない、まさにさくら葬祭の真骨頂である、三方よしのお葬式をご提案できたと思っております。
法名や戒名はいらないとのご意志がありましたが、音楽と仏教が見事に融合したお葬式になりました。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。