終活と在宅医療
2017.01.01
『お看取りの手引き~はじめに』では
「人間ってなんだろう」
「人間は何でできているか」
についてお話させていただきました。
⇒http://sougi-sakura.com/blog/end-of-life/attended/
今回は「お看取りの手引き」とはどのようなものであるか、に関してお伝えします。
看取りをするには、正しい医療知識が前提条件になります。
その上で、適切な言葉の使い方が最も重要なポイントとなります。
言葉は患者さん(大切なご家族)の「心に残る」からです。
死にゆく人(大切なご家族)を家で支えるには、最も近くにいる家族が「看取る人」にならなければなりません。
「看取る人」になるには、信頼できる在宅医療専門医の指導、アドバイスが必要ですが、『お看取りの手引き』も大きな助けとなります。
『お看取りの手引き』の内容は次のようなものです。
・お別れ間近のケア
・きちんとお別れをする
・お別れ時のケア
・お別れ後のケア
それぞれの詳細は次回からご紹介させていただきます。
さて、最近は「終活」という言葉が盛んに使われています。
「終活アドバイザー」や「終活コンシェルジュ」といった自称の肩書まで存在しています。
〇〇認定と言っても民間レベルのお話なのです。
それらの人たちは、医師でもなければセラピストでもありません。
大切なことは「信頼出来る専門医」のアドバイスを受けることなのです。
どうか、肩書に惑わされないようにしてください。
次回は『お看取りの手引き~お別れ間近のケア』に関してお伝えします。
葬儀についての資料を
ご送付いたします。